栄枝慶樹 KEIKI SAKAEDA

株式会社DIAMOND ALLIANS 代表取締役

台湾で「おもてなし」の本質に触れる


毎年年始は
遠州茶道宗家さまにご招待頂き点初めに伺い、お能は若者能をスポンサーおよびお手伝いし御能を鑑賞しスタートする。

今一度、自分のアイデンティーを感じながら、何よりも自分が大切にする「おもてなし」の精神を改めて感じるわけだ。


今回は茶道の点初めにご招待頂きながら台湾での結婚式の参加と、陽選手の自主トレサポートが入り参加することが出来なかった。

今年は茶道を通して身が引き締まるあの感覚を得られないのかと思っていたのだが、
台湾にて陽選手・陽選手のご家族・台湾のマネジャー達の「おもてなし」に感銘を受けることとなった。

私と彼らが会うたびに台湾でしか食べられないものを少し小腹が空いているのではと渡してくれる。


行き先行き先で丁寧に私を紹介してくれ、皆が暖かく迎えてくれる。


最後も陽選手は忙しい中、新幹線の駅まで送ってくれ、チケットの購入から改札まで最後までキッチリと〆てくれた。(茶道ではお茶碗の口を当てた場所を最後に〆の字で洗うためあえて〆ると書きました)

台湾での結婚式の仕来たりは分からなかったのだが、私の学習院の経営仲間の虎屋さんと鈴廣かまぼこさんのお祝いの品をお渡しし、日本の祝儀袋をお渡ししたのだが、大変に喜んでくれていた。

今回、私は「おもてなし」についてシンプルにこう思うことが出来た。

習い事や仕来たりを大切にすることももちろん大事である。その中で"おもてなし"ということをしようとすることではなく、万国共通して、相手を心から想うこと、そうすれば自ずと全て行動におちていくこと。

それが「おもてなし」なんだなと。


茶道の点初めに参加出来なかったことで、その心である「おもてなし」を沢山知ることができたのも

これまた人生が面白い理由の1つなのかな

0コメント

  • 1000 / 1000