アメリカではカレッジスポーツ(大学スポーツ)もプロ並みの人気があります。
USC(University of Southern California)のアメリカンフットボールのマーケティングを目で見て来ましたが、その秘密が沢山詰まっていました!
ちなみに、驚いたのは大学スポーツなのに立派なスタジアム(本拠地)を持っていることです。彼らの本拠地はロサンゼルスメモリアルコロシアムでロサンゼルス五輪の会場となったスタジアムになります!!
スタジアムの話題を最初に出したのには理由があります。
スポーツイベントの現場において、まず最初に誰もが向かい、目に飛び込んでくるのはスタジアムですよね!この現場でのファーストタッチ、ここで既に最初のマーケティングが始まっています。イベントに足を運ぶわけですから誰もがワクワクドキドキ、遠足の時のあの朝の感じ、分かりますよね!!そのファンの「ワクワク感」を試合までに最高潮に持っていくことがとても大事になります!
最初に飛び込んでくる情報はスタジアムの外観です。電車、車に乗って、近づいてくるスタジアム!!規模やデザイン、装飾からライトニングまで、目に飛び込んでくる全てが「ワクワク感」を引き出す緻密な計算がなされているわけです。
さーいよいよ歩いてスタジアムに近づいていくわけですが、目の情報から今度は、一面に広がる芝の香り、食べ物の香り、実際に食べて飲んでの味、ヘリコプターや飛行機で飛ばす広告の音、太鼓や活気に溢れた音、そのスポーツを体験出来るゲーム、全ての五感を刺激してワクワクドキドキを引き出していくわけです。スタジアムに着く頃には私のワクワクドキドキはすっかり最高潮に持っていかれてしまいました!
そうそうちょうど先週足を運んだ日本のお祭りに似た感覚を覚えました。
これは、アメリカだからでしょ?って思う方はいるかもしれませんが、全てマーケティングとしてプロが考えていて、ノウハウや説明が彼らから尽きることはなく、本当にワクワクが止まりませんでした。
とはいえ、たしかに日本でこんなに解放できるのか?つまり例えば飲食やイベントの出店1つ取っても様々な行政ルールや地元の方々の理解など色々あると思います。また日本人の文化にこの方法が馴染むかということもあります。
しかしチャレンジする価値があるのであれば、外の文化の良いものを、日本の文化に溶け込めるように試行錯誤することが大切なんだと思います。日本人の心に根付いている「お祭り」をポイントに頭をひねってみたいと思います!!
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